駒澤学園
寺院資料データベース

ごあいさつ



寺院資料研究センターのねらい

駒沢学園 寺院資料研究センター所長 佐々木俊道

 日本全国の町や村、津々浦々に寺院が点在しています。寺院は、地域の社会生活に浸透するとともに、また地域を超え縦横に広がる独自のネットワークを持前としてきました。仏教信仰を中核に据えた躍動的な展開です。政治権力との接点を作った歴史、あるいは政治から自立した歴史をきざみながら、やがて深く日本の文化・社会の一大構成要素となったのです。「寺院資料研究センター」は、地域内外を結ぶ寺院の姿に、身近に迫れるよう多角的な資料の収集、公開利用を目指しております。日本の文化的個性が培う、豊かな可能性が浮かび上がって来るでしょう。